超軽量盛土工法（EDO-EPS工法）工事
安定した構造、簡便な施工、
優れた緩衝性
EDO-EPS工法は高強度の発泡スチロールを盛土材として積み重ねる工法です。
ノルウェーで土木用として開発され、1985年に日本に導入されました。
土砂の1/100の重量の超軽量盛土材です。
FEATURES
EDO-EPS工法の特長
- 軽量性
- 単位体積重量は土砂の約1/100。他の軽量盛土材と比較しても約1/10～1/50と軽量。
- 圧縮性
- 許容圧縮強度は密度(ブロック規格)に応じて20～350kN/m2。また、粘着力や内部摩擦角といった概念は無く、耐圧縮材として盛土等の構造物を構築。
- 自立性
- EPSブロックを直立に積み上げた場合、その上面に荷重が作用しても側方への変形は極めて小さく、構造物に作用する土圧を大幅に軽減。
- 施工性
- 軽量の為、人力での運搬や設置が可能。大型建設機械が進入できない狭あいな個所や急傾斜地・軟弱地盤上などでの施工が容易です。
- 経済性
- 軟弱地盤上の盛土工事に施工を行った場合、軟弱地盤の層厚に影響されずに盛土を構築できます。周辺環境対策や大幅な工期の短縮・維持管理業務の簡易化など、設計計算だけでは計上できない多くの経済効果が見込まれます。
EXAMPLE
施工例
道路新設工事
構造物に側圧を与えない盛土が可能です。
空港造成工事
超軽量盛土材を用いる事により、滑走路の沈下を押さえます。
橋脚土圧軽減工事
橋脚に土圧をかけない盛土が可能です。
道路改良工事
既存の道路を共用した状態で道路の拡幅が可能です。