補強土工法組立指導
工事を確実に行うため、
技術者による組立指導
一般の土工とは異なる補強土工法の施工に関するノウハウや組立手順について、指導員が現地にてご説明します。
設計計算結果に基づいた部材の取付手順についてご説明いたします。
EXAMPLE
施工例
多数アンカー組立工事
多数アンカー式補強土壁工法は道路の盛土をはじめ、水辺・橋台取付・多段積・公園といった様々な用途に対応が可能です。多数アンカーは構造的に沈下・変形への追随性を有しており、その「柔」な構造は耐震性に優れていることが地震時における被害調査で確認されております。
壁面材設置
最下段の壁面材(コンクリート)を専用金具を用いて水平に設置します。
補強材取付
設計計算の結果に基づいた補強材を壁面材に取り付けます。
盛土材の巻き出し・転圧
補強材の上に盛土を敷き均し、重機をもちいて転圧を行います。使用する盛土材にあった基準にて締固めを行います。
壁面材調整
盛土材の転圧が終わったらタイバー(補強材)についているターンバックルにて壁面材が垂直になる様に調整を行います。
ジオグリッド工事
高強度ポリエステル繊維を束ねた芯材に樹脂を被覆材として複合化したものを格子状にした補強材を盛土に敷いて施工を行います。盛土内部に補強材の層を作ることにより安定した盛土を構築可能です。
ジオグリッド敷設
転圧した盛土の上に補強材を敷設します。
壁面材取付
敷設した補強材と壁面材を接続します。
転圧状況
重機を用いて盛土を転圧します。
植生後
植生シートが発芽し、環境に調和します。